Yangshou 陽朔 え?どこ?

中国に来て困るのは地名。

北京 Beijing 
深セン Shenzhen
広州 Gonzhou 
日本語で地名を言っても伝わらないのだ。

英語の発音の方が中国語に近い。
というか英語は中国語の発音をそのまま真似た音を使っている。
しかし、日本は漢字を使う国で漢字の読み方が中国語と違うため名前の音が変わってしまう。

アメリカにいって、New Yorkをニューヨークと言ってもある程度伝わるが中国ではBeijingをペキンと言っても全く伝わらない。

今回は陽朔(ようさく)。
こちらで言うYangshou(ヤンショウ)を紹介しよう。

陽朔の何がそんなに特別なのか?

皆さんは中国の水墨画を見たことがあるだろうか?

こんな奴だ。
中国の水墨画と聞いて1番イメージするのがこれではないだろうか?

実はこの水墨画は想像で書かれているわけではないし、山を抽象的に書いているわけでもない。

陽朔がこの水墨画の元になっている場所なのだ。
この不気味に盛り上がった地形が水墨画のオリジナルなのだ。
そして陽朔はこの山々の間にある1つの街だ。

これだけ魅惑的な場所なのでいかにも中国な場所を想像するだろう。

街をご紹介しよう。

いかがだろうか。以外にもネオンが多く栄えている。週末の夜には大勢の人々がお土産を求めて、またバーを探して歩いている。
たいていのバーにはステージがありライブで歌が提供されている。
街の中のホテルもかなりオシャレな雰囲気だ。
ここは陽朔の西街と呼ばれるところで1番栄えている所だ。メインの道はまるで原宿の竹下通りのようである。
夜には山がライトアップされ、これまたいい雰囲気を醸し出す。

ちなみに深センからは1度広州に電車で30分で行き、乗り換えて桂林まで3時間。そのあと車で1時間かけてやっと陽朔だ。
遠いなと思っただろう。しかしこの水墨画の世界を実際にみる事はかなりプライスレスな経験であった。是非足を運ばれる事をお勧めする。
次の記事では宿泊したホテルについて説明しよう。

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